【映画感想】シン・ゴジラ
後世に残る神映画上陸!!

【映画感想】シン・ゴジラ後世に残る神映画上陸!!

現代に甦った究極生命体ゴジラ

話題沸騰の映画「シン・ゴジラ」を見てきました。
一言「すごい・・・!」
劇中の矢口氏が思わず漏らしたこの言葉が全てを語ってくれました。

本当に・・・「すごい・・・!」

とんでもない映画を見てしまったのでウキウキが止まりません。

これは絶対に見ておきたい後世に残る映画だと思います。

ネタバレしてますのでご注意を・・・。

 

変態していくゴジラ

ゴジラとイメージはやはり二足歩行で火を吐き散らかすイメージが強いですが、
今回は小さな(と言っても人間と比較すると大きいけど)生命体から始まります。

蒲田のアクアラインをぶち壊して登場する尻尾。

いきなりそこから始まり、開始5分で緊迫した状況に落としてくれます。
これが良かった。
すぐゴジラ(らしきもの)登場で「おお~~!!」ってなります。
それらしき雰囲気をチラチラさせつつ、満を持して中盤以降で登場!!ではありません。

満はもう持していたのです。公開前から。
ゴジラですからね。みんな知ってます。その姿。

しかし、上陸したゴジラはよく知るゴジラの姿ではないのがビックリです。
第2形態・・・思わず漏れる「・・えっ?」

シン・ゴジラ 蒲田くん

目玉はクリクリと結構可愛い表情で引きずるように歩く巨大生命体。
ゴジラ・・とは似ても似つかぬその容姿。

シン・ゴジラ 蒲田くん

・・・なんだこれは。
コアなゴジラファンは怒りそうなデザインです・・・。

それから徐々に直立し、第3形態に。
一旦海に帰って、再度上陸した時の姿はまさにゴジラ。

大きく、黒光りした体にトゲトゲの表皮。
凶悪なほど悪くなった歯並びと目の小ささ。
ひときわにゴツく育った尻尾。

世界の終わりを感じさせる程の容姿に目がギラギラしてしまいました。

そんなゴジラに果敢に挑む日本政府軍。
日本政府の対ゴジラ対策もまたこの映画の醍醐味です。

シン・ゴジラ

・・・勝てる気がしねぇ〜〜・・・・・

 

案を出し、会議して上の決定を待ち、承認後決行

これほどまでの巨大生物に対する法案なんてありません。
慌てる慌てる閣僚のおじさんたち。

この映画のすばらしい所は対策が徹底的にリアルな点だと思いました。
奇跡とか、友情とか、愛とか、そんな映画的な展開は一切なし。

ひたすら知恵を絞り、生物と化学と武力を結集し、
どうにかして阻止しようと奮闘する議員さんや科学者たちに感動さえ覚えました。

確かにゴジラは架空の生物でファンタジーではありますが、
実際にこのような緊急事態に陥った場合の国や自衛隊の対応はリアルそのもの。

とりあえず対策案を出し、会議を重ねて議論を深めますが、
「でもこんな法案実施した事ないから・・うーん・・うーん・・・
」と総理。
超法規的措置を決断するのはとても大変な事なのでしょう。
ま、なんだかんだ悩んだ末に、発射!!

みたいな。

ダメだったら、失敗から学び、また対策案から練り直し。
最後はやっぱり核攻撃になっちゃうのかなぁと思いきや、
地理の理を活かした化学的な作戦で勝利を収めます。

ほんと、「がんばってくれ!!」と祈る思いでした。

アメリカの描き方が映画的というか・・・
すぐ核を打ち込もうとするところが何とも・・・。

 

映画が神格化したラストシーン

シン・ゴジラで話題が止まらない訳はラストのシーンが大きいでしょう。

「・・・なんだよ、コレ・・・・」

ゴジラの尻尾から何やらヒトらしき姿の背ビレを持つ個体が・・・。

これが劇中に出てきた次なる進化、第五形態なのでしょうか。
群体化して、エネルギーを集めるのか・・・何をするのか・・・。

ゴジラの能力で小型化し、大量に沸いてきたら・・・
想像を絶する地獄ではないでしょうか。

なんの説明もなくこのシーンだけ見せて終わるシン・ゴジラ。
この瞬間にこの映画が神格化したと確信しました。

きっとラストのアレを酒の肴にあーでもない、こーでもないと議論を楽しんで
説明のない空白部分を埋めてどんどん神映画に持ち上げるのでしょう。

僕もそれがしたい!!!笑

 

もう絶対見るべき。できれば映画館で。

『全てを説明しない』
これはクリエイティブな想像を刺激する最上のスパイス。

デザインの現場でもよく使う手法です。
頭に「?」を残す事で印象に残す。
人の脳みそは?に対し、
なんとか理解しようとつい頑張っちゃう性質があると言われており、
どうにかこうにか理解して折り合いをつけようとします。

そこに神格化の鍵があると思います。


庵野監督がまさに
「好きにやった。あとは好きに語ってくれ」
と言わんばかりのクリエイターにとって劇薬のような映画でした。

正直次から次へと閣僚が登場し、
話を進めて展開していくので観客は置いていかれます。
気がつけばゴジラが東京にいて大暴れしています。
背中からビームを出していますし。

まさに、現実VS虚構

お見事でした。最高です。
何も考えずに
「うおおお~~!!」
「えええええ~~~!!」
「おいおいおいおい!!!」

って感じで楽しんじゃいましょう!!

シン・ゴジラ予告1

 

シン・ゴジラ予告2

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